期間:2025年8月1日(金)~9月28日(日)
時間:毎週 金・土・日:11:00-17:00
会場:夏庭 〒297-0211 千葉県長生郡長柄町榎本479
屋外の風景の中にイーゼルを立て、空や水面を観察する中から
向井三郎さんの作品は静かに立ち上がります。
ひとときも休むことなく変化しつづける雲、波、光。
シンプルな画材で表現されたその作品世界を前にすると
見ている私たちの身体もまた、永遠の息遣いの中に溶けていくようです。
緑の中の涼しい夏庭で、
向井さんの世界をゆっくりご堪能ください。
*作品キャプション:<化けもの> 2025年 紙、木炭 158X125cm
| 向井三郎│Mukai Saburo |
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近年、私の制作は屋外での風景デッサンが中心です。車に画材を積み込み 近隣の海や川へ出かけては見晴らしの良い位置にイーゼルを立て空や水面を観察します。モチーフとしての空や水面が面白いのは、ひと時も休むことなくその表情を変化させるところです。ちぎれたなびく雲、湧き上がる雲、波立つ水面、くり返し打ち寄せる波。その終わりのない運動はまるでこの世界の息づかいのようです。 風と景(光)として、またそれを孕む時の流れや重なりとしてこの世界を捉えてみたいと思います。 |
| 1964 | 福岡県生まれ |
| 1989 | 東京藝術大学大学院美術研究科修了 |
| 1992〜94 | オランダ・ハーグ市、王立造形芸術アカデミィに在籍 |
| 近年の主な展示活動 | |
| 個展 | |
| 2001 | ギャラリー覚(東京) |
| 2002 | ちばぎんアートギャラリー(東京) |
| 1999 | 巷房(東京)(2020年まで毎年) |
| 2013 | ギャラリー・チフリグリ(宮城) |
| 2015 | nohako(東京)(’22) |
| 2018 | ART TRACE GALLERY(東京)(’21) |
| 2021 | igallery DC(山梨) |
| 2024 | Time & Style Midtown(東京) |
| グループ展 | |
| 2004 | 「窓辺」/O-NE manokurozasu(埼玉) |
| 2009 | 「陣をたため!出発だ!愛と希望とカオスのもとへ!」 |
| キャラバン隊・美術部/なびす画廊(東京) | |
| 2019 | 「Edge to Edge 大きな壁画」/ART TRACE GALLERY (東京) |
| 2023 | 「位置のエクササイズ — 游 」 /DHARMA NUMAZU(静岡) |
| 2024 | 「回遊する風景」都美セレクショングループ展 /東京都美術館 |
| その他 | |
| 2018 | アートブック「days in a place」出版(岡本デザイン室) |
| 2022 | 朝日新聞・朝日歌壇俳壇挿絵連載(’23) |


近年、私の制作は屋外での風景デッサンが中心です。車に画材を積み込み 近隣の海や川へ出かけては見晴らしの良い位置にイーゼルを立て空や水面を観察します。モチーフとしての空や水面が面白いのは、ひと時も休むことなくその表情を変化させるところです。ちぎれたなびく雲、湧き上がる雲、波立つ水面、くり返し打ち寄せる波。その終わりのない運動はまるでこの世界の息づかいのようです。 風と景(光)として、またそれを孕む時の流れや重なりとしてこの世界を捉えてみたいと思います。
