期間:2023年3月31日(金)~4月30日(日)
時間:毎週 金・土・日:11:00-17:00
会場:夏庭 〒297-0211 千葉県長生郡長柄町榎本479
4月の夏庭は、製本作家藤井敬子さんの展示です。
文字で綴られた宇宙を包み込む、製本という技法。
さまざまな素材や綴じ方の技術を駆使して
美しい「本」というアートが完成します。
ちなみに毎年、三島由紀夫賞と山本周五郎賞として各受賞作家に贈られる記念品は、
藤井さんがルリユール(製本)したオリジナル本なのです。
藤井敬子 | FUJII Keiko |
絵のイメージは言葉や文字とともに現れてきます。そして、時間をかけてさまざまな素材で作る本には、思いもかけないところへの入り口を見つけることができます。それぞれの記憶と繋がった、秘密の花園、記憶の庭から生まれた作品たち。 版画から新作のブックアートまで、新たな場に集まります。 春を迎える夏庭とのコラボレーションをどうぞご覧ください。 |
藤井敬子 | FUJII Keiko 1957年 大阪生まれ 1981年 京都市立芸術大学美術学部、美術専攻科(現大学院)版画専攻修了 1987年 東京でルリユールに出会い、銅版画と平行して作品づくりをはじめる 1980年代より個展を中心に版画作品を、1995年以降はルリユール作品も発表。 1999年 版画製本工房アトリエ・リーヴス、リヴ・ゴーシュを開設。ルリユールの受注制作と製本指導をはじめる。「東京製本倶楽部」を創設、運営に携わる。 2015年 「本の修復工房ReficoLibros」を創設、運営に携わる。 美術館、図書館、NHKなどで製本やブックアート講座講師。 個展 ギャラリー射手座・京都1981年/青画廊(東京)、 ギャラリーマロニエ(京都) 1984年/番画廊(大阪)’86、'94/ギャラリー[vju:](大阪)‘86、'87、'88、'90、'92/ガレリア・グラフィカbis(東京)’95、'97、'98、'00、'02、'04、'06、’08、’12/ギャラリーにしかわ(京都)2002年/GALLERY APA (名古屋)、「美しい本」展 びんてまりの館(滋賀)2010年 展覧会など 1979-1994年 各地で主に版画の個展、グループ展 (大阪、京都、名古屋、東京) 1995-2022年 国内外で主にルリユールとブックアートの個展、グループ展など 2000年 国際製本展Scripta manent Ⅱ 「金の本」賞受賞 (エストニア) 2005年、2015年、2020年 国際製本展Scripta manent Ⅲ、Ⅴ、Ⅵ「premium」賞受賞 (エストニア) 2013年、2017年 DB International Competition 2013、2017「Silver Prize」受賞 Bodleian Libraries (イギリス) 2016年 本の美術:ルリユールへの誘い展 和歌山県立近代美術館 (和歌山) 2017年 MUSUBU 本とアート:東京-カリフォルニア-うらわ展 うらわ美術館(埼玉) 2018年 MUSUBU Book Art:Tokyo-California American Bookbinders Museum (USA) 2022年 Designer Bookbinders International Competition 2022 ‘A Gathering of Leaves’ パブリックコレクション 京都市立芸術大学/うらわ美術館 /Royal Museum of Mariemont (ベルギー)/Bibliothèque Sante-Geneviève(フランス) https://atelierleaves.jimdofree.com/ https://www.instagram.com/reliure_bookart |